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青色街灯で街頭犯罪を抑止 磐田市が効果実験へより。

「青色の街灯が犯罪を減らした」との“前例”に基づき、磐田市は十五日、青色蛍光管の街灯を三十個設置して効果を確かめる実験を始める。なぜ青色なのか、科学的な裏付けはないが、二〇〇〇年ごろに始めた英グラスゴーでは犯罪件数が減少したとされ、国内でも広島市などで前例が報告されているという。

とのことで、色の効果に関してはいろいろお話しているところですが、その効果を狙った興味深いニュースです。インターネットショップとは関係が薄いですが、デザインなどの色に関する復習も兼ねて参考までに。

ちなみに、

青色街灯は景観改善のために設置したグラスゴーで、犯罪が減少したことから世界各地で実験導入が進んでいる。日本では広島、奈良県天理、奈良の各市が設置し、いずれも犯罪が減少しているという。

ということで、既に導入していて効果を出しているところもあるようです。

とは言え、コレに関しては、単純に青に変えたから、というものではなく、暖色系のものよりも明るくなり、見えやすくなったことなどが考えられるのでは?という意見があるようです。

▼追記(2006年4月4日)

個人的にも、同様に「青の鎮静効果によって減少した」というのには疑問を抱いています。

理由は大きく4つ、

  1. 犯罪の全てが興奮状態によって引き起こされるものではない。
  2. 例え興奮状態で犯罪が引き起こされたとしても、鎮静効果に瞬間的な興奮を鎮静させる即効性があるとは思えない(そういう実験結果は聞いたことがない)。
  3. 青い空間にいると興奮自体を完全に抑えることが出来るという効果は聞いたことがない(そういう実験結果は聞いたことがない)。つまり、突発的、衝動的な感情を食い止める効果はないはず。
  4. そもそも鎮静効果が万人に対して同等の効果があるという裏付け(科学的根拠)はない(そういう実験結果は聞いたことがない)。

からです。

端折って言えば、青い空間(照明)の下では、いつでも誰でも冷静沈着でいられるのか(この表現は語弊がありますが...)、という疑問です。

誤解のないように書いておきますが、自分はデザインをしている人間ですので(カラーコディネーターの資格もあります)、色彩の持つ効果や魅力を少なからず理解していますし、また、個人的に色彩心理などに強い関心と可能性を感じています。

ただ、確かな根拠もない状態、疑問が残る状態で「色の力」だと言い切るの(誤解を与えるような表現)には疑問を感じます。それは、色や色を扱う人間に対して不信感を与えてしまうことにもなりかねないからです。

▲追記ここまで

科学的根拠はない」というのは重要な点で、色に限らず様々な情報に関しては鵜呑みにしてはいけないというお話もしていることではありますが、物事には様々な要因が絡まっている点には注意して欲しいところです。自分もよく惑わされますが...

ただ、なぜそうなのかはという科学的な根拠はないにしても、様々な実験結果で「心理的」「生理的」な反応の違いが確認されているのも事実です(と言っても、自分で行ったわけではないので伝聞です)。

もっとも、実験の仕方によると思いますし、個人差もあるはずですので、全て鵜呑みに出来ないことに変わりはないと思います(データが少ないことを指摘している専門家もいます)。

なお、一般的に言われる「青」に関する生理的な影響というのは

  • エネルギー代謝を抑制
  • 血圧を下げ、呼吸数や心拍数、体温、筋肉緊張を減少させる
  • ホルモン分泌を抑える

というもので、この結果、

  • 鎮静作用(眠りを誘う)
  • 赤系統に比べ時間が経つのが遅く感じる
  • 赤系統に比べ食欲にマイナスに作用する

という効果に繋がっていると考えられているようです。

※ちなみに、防犯における効果に関しては、防犯ブログさんのところで防犯のプロの見解が書かれています。

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posted by Hukka 2006年01月18日)


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